下腿外旋と内旋~評価~

      2016/12/18

【下腿内旋と外旋~評価~】

 

先日、うちのスタッフのお母さんが「膝が…」ということでお越し下さいました。

 

このお客様は、ちょうど1年前でしょうか。

 

お膝が痛いとの事でお越し下さり、約2か月のレッスンで無事痛みがとれ、卒業されておりました。

 

そしてこの度、スタッフより「母親の膝が…」というわけでお越しいただきました。

 

あれ、再発したのかな。

 

う~む。OA進行してなきゃいいけど…。

 

ヒアリング

という感じで、ヒアリングをしますと

 

「痛みはどういった時に出るのか」

 

「どういった動作で出現するのか」

 

「部位はどのあたりか」

 

「どのような痛みか」

 

などなどを聞いていきます。

 

ヒアリングの結果、今回は、前回と違って反対側の膝だということです。

 

前回アプローチした右膝のその後は、お遍路詣りに行くなど、膝に関してはすこぶる好調だったそうです。

 

エクササイズも欠かさず続けてられたようで、これはトレーナー冥利に尽きます。

 

エクササイズの重要性を理解していただけ、習慣化しているわけですので。

 

ただ、左膝は自身でのエクササイズだけでは効果が鈍く、手技が必要な状態になっておりました。

 

どこで判断したのか。

 

触診

それは、下腿の内旋可動域です。

 

90度位での下腿の回旋可動域は、約1:2(内旋が1)の総和40~50度です。

 

それが、他動で動かしても、ほぼ出ません。

 

THE・0度です。

 

この方は、膝のOAです。パッと見でもう、下腿外旋しております。

 

念のため、膝のアライメントの静的&動的アセスメントを行います。

 

間違いありません。下腿外旋です。

 

こうなると、先ほどの下腿が内旋出来ないという事も頷けます。

 

下腿が内旋出来ないということは、何が起こるでしょうか。

 

正しい膝の曲げ伸ばしは不可能です。

 

膝の屈曲伸展は、トレーナーのあなたならご存知の通り、ただの屈曲伸展ではございません。

 

脛骨大腿関節(いわゆる膝関節)の屈曲時には、屈曲、内旋、内反します。(下腿)

 

つまり、下腿外旋の膝で内旋可動域がられていない場合、膝の屈曲は強引に実行するしかないのです。

 

日向君の直線的な強引ドリブル宜しく状態です。

 

そういった状態では、途中で膝が引っ掛かり、最終可動域まで到達出来ません。

 

まとめますと、下腿内旋が正常にできない時点で、膝関節にとって正常な関節運動は成立しないのです。

 

痛みが出ても不思議ではないのですね。

 

というわけで、早速アプローチしました。

 

下腿内旋と外旋~アプローチ~へ続きます。

 

 - ケーススタディ