セッションレポート ~頑固な骨盤前傾~

   

【セッションレポート ~頑固な骨盤前傾~】

 

先日の僕のセッションで、大変お客様にお喜びいただいたことがあったので、シェアをしたいと思います。

 

頑固な骨盤前傾

このお客様は、30代の女性で産後から尾骨痛や腰痛、背中のハリに悩まされ、お越しくださったお客様です。

かれこれ1年になろうかというお客様です。

当初、最も悩まされていた尾骨痛(座位になると痛い)は、セッション2回か3回目に消失しましたが、背中のハリに関しては、軽減しているが「0」ではない。という状況が続いていました。

また、途中から、膝痛改善もしたいということで、そちらにも着手。

無事、膝痛も改善し、現在のところ痛みが起きていない状況です。

 

というわけで、残すは「背中のハリ」というところになりましたが、様々なエクササイズを駆使しても、これがなかなか完全に取れません。

胸郭のモビリティも正常化しており問題なし。

ただ、骨盤の過前傾だけが抜けきれない。(ASIS/PSISが3~4横指ほどの差)

そんな状態です。

これにより、立位での呼吸が上手く行っていないということは背中に大いに関係しているとは考えています。

(オープンシザースシンドロームにより、腹圧が適切に高まらないので、姿勢や呼吸に問題が出ます)

※横隔膜と骨盤底筋の面が向かい合わず、腹圧を適切に維持できない。

 

ただ、その骨盤過前傾の改善が進まなくて悩む日々なのです…。

もちろん、股関節屈筋のストレッチを長く続けていますが、これも効果なし。

再度、原点に帰り、臀筋の収縮はしっかり得られているか、ハムストリングスの過度緊張はないか、腹横筋の収縮は得られているかなど確認をしていきました。

すると、臀筋の収縮がぼやけていることがわかりました。

はっきりとした収縮を感じない、むしろ、ASISから鼡径部あたりに力が入る、大腿前面の外側中央辺りに力が入る感じがするというのです。

これは…と思い、上記の辺りをリリースすることにしました。(お客様には、これまでの状態を話し、今からこういう対処をしますとお伝えし)

片側から対処しすること10分、臀筋の収縮をお願いすると、

 

めっちゃ入ります!!(関西のお方)

とのこと。

 

これやな!と思い、リリースを続け、エクササイズで臀筋の活性化をして…

立位で姿勢をとってもらいます。

 

すると、お客様より僕が驚いたという感じなのですが、見事に骨盤過前傾が改善しました。

お客様も立ったときの足底などの感覚が違いすぎて、「なんか気持ち悪い!(笑)」との感想でした。

壁でいつもスカスカの腰部分が手のひら1枚分程度になり、大変お喜びに。

まだ次回のレッスンが来ていないので、背中のハリに関してはなんとも言えませんが、頑固な骨盤前傾に遭遇した際の武器を手に入れました。

現場では、女性の骨盤過前傾改善はたまに出会う課題です。

エクササイズも大事だし、その前の下地作りもやっぱり大切だなと改めて確認する良い機会となりました。

 

このあたりは、2017年5月開催予定のimokアカデミア「腰椎・骨盤帯」でお話しようと思います。

 

 

セミナーのお申込みはこちら

機能解剖学をしっかり学びたい方におすすめ!

3月19日(日)膝関節編Ⅰ:残数:1名様
3月26日(日)膝関節編Ⅱ:残数:3名様
https://req.qubo.jp/catback4h/form/iEDX6CMn

「膝関節編」詳細ページ↓
http://ameblo.jp/catback4d/entry-12228336402.html

4月9日(日):股関節編Ⅰ
4月23日(日):股関節編Ⅱ
https://req.qubo.jp/catback4h/form/akademia3

「股関節編」詳細↓
http://ameblo.jp/catback4d/entry-12241089562.html

 - ケーススタディ