原因因子と結果因子

      2016/12/25

 

【原因因子と結果因子】

 

先日、スタッフと研修をしているときに

原因因子と結果因子の考え方について、話に出てきたのでそれをお伝えしたいと思います

まずは、そもそもどういう意味?というところから。

原因因子とは、ある作用を引き起こしている原因となっているものです。

結果因子とは、目に見えるものとして、感じられるものとして、現れているものになります。

 

例えば、猫背になって胸椎の動きなどが失われていることで、腕の挙上が十分にできず、肩に痛みが出ている状態。

上記の例では、結果因子は、肩の痛み、原因因子は、胸椎などのモビリティー不足となります。

 

また違う例で考えてみましょう。

歩行の時に何か変な感じがする違和感があると言うクライアントがいたとします

もちろん一般の方ですから、うまく説明できないでしょう

漠然とした訴えであることが多いと思います。

ただ、ヒアリングしたままにメニューを組んだり、評価をすることは不可能です

なぜなら、的が絞られていなく、範囲が広大すぎるからです

歩行の時に違和感があると言われても、

まずどこに感じるのか

どんなふうに感じるのか

さらに、歩行といえど、坂道なのか階段なのか、上りなのか下りなのか、

はたまた、長距離で歩いて初めて違和感が出るのか

そして、歩行のどのフェーズで違和感を感じるのか

これをまずはカウンセリングしないことにはメニューも立てられませんし、適切な評価もモニタリングもできません。

 

仮にこのクライアントが、階段の上りにおいて、膝に違和感を感じているとします。

さらに、足をついたときではなくそこから次の足を出そうとした時に痛みが出ているとします。

これで、違和感の出るシーンをある程度想定できました

このときの様子を解剖学的に捉えてあげると考えやすくなります

おそらく、このクライアントは膝60度から90度屈曲位の片足立位にて、アイソメトリックからコンセントリック収縮において、痛みが出ていると推測できます

今わかっているのは、膝に違和感があるという結果因子です。

今度は原因因子を、突き止めなくてはなりません

まずは、膝自体に問題があるのか、他の部位に問題があるのかを考える必要があります

さて、あなたなら、まずはどのようにして判断をしますか?

 

 

 - ケーススタディ