膝関節過伸展とスウェイバック姿勢の関係性について

   

 

【膝関節過伸展とスウェイバック姿勢の関係性】

 

スウェイバック姿勢と、膝関節過伸展の関係性についてのお話しです。

前回のお話しで、膝関節過伸展とスウェイバック姿勢には関係性があり、膝関節過伸展がある場合に、スウェイバック姿勢を呈しやすくなるとお伝えしました。

(前回のお話しはこちら→膝関節過伸展と姿勢

まずは、スウェイバック姿勢を筋の状態で考えてみましょう。

緊張、短縮している筋として、ハムストリングスが挙げられます。

大臀筋のパフォーマンス不足がスウェイバック姿勢の原因の可能性の1つと言えますが、

大臀筋のパフォーマンス不足は、股関節伸展においてのハムストリングスの活動優位性を高めます。

以前のお話しで、膝過伸展の発生原因は、ハムストリングスの活動優位性と、大臀筋、大腿四頭筋のパフォーマンス不足であるとお伝えしました。

まさに、このスウェイバック姿勢にピタリとはまります。

(何かしらの膝関節外傷で、〈後方から過伸展を防いでいる軟部組織やACLなど〉膝関節過伸展を呈し、結果、膝関節過伸展により、スウェイバック姿勢を引き起こしやすくなるとも考えられますが、ここでは、一旦おいておきましょう)

そして、膝関節過伸展のあるスウェイバック姿勢は、下肢の大きな3つの関節でみると、股関節伸展位、膝過伸展位、足関節底屈位になっています。

(全てが伸展方向へ働いています。身体としては、緊張状態に陥りやすくなります)

また、ヒラメ筋の短縮を引き起こしている場合もあり、短縮位にあるならば、そちらの柔軟性改善も膝関節過伸展の対処に、そして、スウェイバック姿勢の改善に繋がります。

これは、骨盤が前方へスウェイしていることを、ヒラメ筋の力で後方へ引き止めていることに起因します。

フォワードヘッドで、頭が前方へ行くことを頚部後方筋(僧帽筋や肩甲挙筋など)が止めていることと同じです。

 

背屈制限のある現代人は多々見受けられますが、単に、筋の短縮の場合もあるでしょうし、距腿関節において、距骨の滑り込みがうまく起きていないことも考えられます。

どちらに原因があるのかを考えて、対処するといいですね。

 

まとめ

 

膝関節過伸展は、距腿関節の背屈制限との関係性がある

膝関節過伸展があるスウェイバック姿勢は、膝関節過伸展の改善をしなければ姿勢の改善は難しい

 

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