膝関節過伸展と大腿四頭筋

   

 

【膝関節過伸展と大腿四頭筋】

前回は、大臀筋についてのお話でしたので今回は大腿四頭筋についてお伝えします。

前回の記事『膝関節過伸展と大殿筋

 

大臀筋の状態と違い、大腿四頭筋の場合はMMTが低下しているケースはあまりありません。

なぜならこの膝関節過伸展は、スウェイバック姿勢との関係が強く、その場合、骨盤後傾であるケースが多くあります。

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(骨盤が、重心線を通る正しい位置に戻った場合、実は骨盤前傾位であることもしばしばあります)

 

立って試してみるとわかりますが、骨盤ニュートラルや前傾の場合と、骨盤後傾の場合では大腿四頭筋の力の入り方が違います。

大腿直筋

どうですか?骨盤後傾の方が、大腿四頭筋が硬くなりますよね?

立っているだけで、大腿四頭筋はエキセントリックに使われ、常に緊張が強いられる形となります。

(大腿直筋:ASISに付着し股関節屈曲作用があるため、骨盤後傾で伸張される)

スウェイバックの姿勢の子供が多いですが、オスグッド・シュラッター病などとの関係性もここにあります。

(オスグッド・シュラッター病とは、膝の成長痛のことです。)

絶えず、大腿四頭筋にストレスがかかっているため、脛骨粗面に牽引ストレスが掛かり、骨の異常な増殖に繋がります。

 

そして、膝関節過伸展では、大腿四頭筋はMMTは強いのですが、うまく動作として活動はできていません

特に、階段の上りや立ち上がりといったような股関節、膝関節屈曲位からの股関節、膝関節伸展の活動で大腿四頭筋を機能的に使うことができなくなっています。

結果的にこの動作中に、ハムストリングスを使うことによって過伸展を促進していることになります。(膝を後ろに引くようにして、立ち上がる。スクワットやデッドリフトでも見られます)

大腿四頭筋のパフォーマンス向上も、膝関節過伸展改善に必要ですね。

今日はこの辺で。この続きは、次回。

 

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