足部とひざ下O脚

      2016/12/21

【足部とひざ下O脚】

 

前回までの記事で、構造的な問題(骨そのものの問題)であれば、改善することは難しいという点と

またそれをチェックする方法をお伝えしました

反対に、機能的な問題、いわゆる、主に筋の問題で成っているものは改善が可能です

筋バランスがくずれることで、関節位置が変化してしまう状態で、O脚になったパターンですね

構造的な問題はなさそうだとなった場合に

「改善が出来る可能性があります」

とお伝えすることが大切ですね

自分自身のリスクヘッジにもなりますし、お客様に対しても、出来る限り正確なことを伝えることが重要です

改善可能なもので

O脚の原因となりやすいものとして

骨盤の前傾

股関節内旋

下腿外旋&外方偏位

回内足、回外足

が挙げられます

これは、運動連鎖を考えると

分かりますので

それを参考にして頂けると良いかなと思います

また、ご自身の脚で試してみるとわかりますが

骨盤を前傾してみると

股関節が内旋し

脚と脚の間が空くことに気付くと思います

いわゆる一般的なO脚です

一方、

自分の脚での再現は少し難しいですが

下腿外方偏位は、下腿が外側にずれることをいいます

下腿外旋と共に起こりやすくなります

ひざ下からO脚になっている「ひざ下O脚」というものがありますが

これの原因は下腿外旋&外方偏位です

足部からの影響も大きいので

そちらのアプローチも必要となります

さきほど回内足、回外足

両方ともに挙げましたが、足部(距骨下関節)というのはニュートラルでなければ

下腿外旋&外方偏位に作用します

さっきほどの表で、足部からの連鎖としては

回内足になると下腿内旋じゃないの?

と考えるかと思います

実際は、回内足、回外足ともに

立方骨が低下しています

この立方骨というのは、足のアーチを支えるうえで

とても重要な役割を果たしています

内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチと3つありますが

立方骨が持ち上がるとアーチは支えられる構造になっています

ここでは、あまり詳しくはお話しませんが

通常、立方骨下には約1cmのスペースが必要ですが

低下している方が多くいらっしゃいます

と、ここではアーチの話ではなく、

立方骨が低下すると

もうひとつ招く影響があります

それは腓骨の低下です

立方骨上部にある腓骨が

立方骨低下に伴い、落ちてしまします

そうすると腓骨に付着している

大腿二頭筋が緊張します

大腿二頭筋の緊張は、下腿外旋を引き起こします

また、腸脛靭帯も下腿の筋膜へと移行していますので、

腓骨の低下から影響を受けて緊張します

結果、外側に引っ張る力が強くなり

下腿外方偏位が起こります

つまり、膝下O脚になるということですね

まとめますと、、

一般的なO脚(ひざ下だけでなく脚全体が空く)には、股関節内旋が強く影響

膝下O脚には、下腿外旋&外方偏位が強く影響

(もちろん、骨連鎖で繋がっていますので、全てが影響します)

ということになります

 - 姿勢について