joint by joint Theory~膝関節~

      2017/06/24

【joint by joint Theory~膝関節~】

本日にテーマは、前回のjoint by joint Theoryの続きで、膝関節を中心にお伝えしていきます。

 

簡単な復讐ですが、joint by joint Theoryでは、各関節ごとに主となる役割が与えられているというお話しでした。

例えば、足関節(距腿関節)はモビリティ重視である

仙腸関節、腰椎は、スタビリティ重視である

などです。

詳細はこちら↓
joint by joint Theory
今回は膝と絡めてお話ししていきましょう!

まず確認ですが、膝は、モビリティ関節でしょうか?スタビリティ関節でしょうか?

答えはスタビリティ関節ですね。

 

膝は足関節(距腿関節)と股関節とを繋ぐ「接続関節」といわれています。

両者の影響を大いに受けます。

機能的な活動(ファンクショナルな動作)において、膝関節が単体で動く事は殆どないですよね?

例えば、歩く、跳ぶ、走る、スキップする、ボールを蹴るなど、

どれも股関節、膝関節、足関節が連動しているはずです。

つまり、下肢のいずれかの機能が低下した場合には、お隣さんにしわ寄せが来るという事です。

ちなみに、距腿関節はモビリティ関節、股関節もモビリティ関節ですが、スタビリティも重要な因子です。

肩甲胸郭関節も股関節と同様、どちらもの役割も担っています。

 

前回の記事でもお伝えしましたが、スタビリティ関節の低下で隣のモビリティ関節のモビリティが失われ、問題になるというよりも、

モビリティ関節の低下でスタビリティ関節が犠牲になる、という事の方があると思います。

もちろん、膝の急性の障害が起き(例えば、靭帯損傷)、膝のスタビリティが低下し、

距腿関節や股関節が代償することでモビリティが低下するということもあります。

(更に掘り下げていけば、それさえも、先に距腿関節のモビリティ低下により、それを補うために、膝のスタビリティが犠牲になり、怪我をした。とも考えられるかもしれません)

 

足部の外傷というのは身体の中で最も頻発する部分なのは有名なことです。

唯一、地面とも接触しています。

足になんらかの怪我や機能低下が出現し膝に影響が及ぶというのは容易に考えられます。

実際、膝の過伸展をとってみても原因として挙げられるのは、距腿関節のマルアライメント(モビリティ低下)や、股関節の伸展固定(スウェイバック姿勢)があります。

この事により膝関節は過伸展を強いられています。

 

まとめ

膝関節の痛みがある場合は、足関節と股関節のモーションもみましょう!ということで、

セミナーでもお伝えさせていただいたように、膝の評価もさることながら、股関節足関節の評価(下肢全体の評価も)も必要です。

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