knee-in toe-outを紐解く

   

【knee-in toe-out】

本日のテーマは、knee-in toe-outについて。

膝の障害を学ぶとき、教科書で必ずと言っていいほど記載されているのがknee-in toe-outです。

knee-in toe-outは多くのスポーツ動作において、傷害を発生させる動作として挙げられます。

 

僕も学生時代には、

「膝蓋大腿関節痛の原因となるものは?」「knee-in toe-out」

「内側半月板の原因となるものは?」「knee-in toe-out!!」

「前十字靭帯を痛める原因となるものは?」「knee-in toe-out!!!」

といった感じで、とにかくknee-in toe-outと答えてりゃ外れることはないだろうと、答えてた節があります笑

間違いではないですが、典型的な根本を考えていないパターンですね。お恥ずかしい笑

 

knee-in toe-outは、膝にストレスを掛ける動作でありアライメントですが、なぜ怪我という怪我に絡んでくるのか、学生頃は深く考えたことはなかったのです。

もちろん、膝が内側に入り易いから内側側副靭帯が伸張されたり、半月板が圧縮される、というどの組織へストレスが増加するのかは分かります。

しかし、その時、膝の構造としてどのような状態になっているのか?までは考えが及ばなかったんですね。

 

1つ挙げるとすると、前十字靭帯と後十字靭帯の走行による膝の不安定性が生まれることが分かります。

前十字靭帯の走行は脛骨前顆間区の内側から始まり大腿骨の顆間窩外側についています。

つまり、内側から外側に斜め上に向かって付いています。

後十字靭帯は、脛骨後顆間区内側から大腿骨顆間窩外側についています

外側から内側に(垂直に近い)斜め上に向かって付いています。

 

お互いバッテンにクロスしています。

このバッテンは膝の安定性に貢献しています。

 

膝関節の根本的な構造として、骨性の安定性は殆どありません。

なぜなら、骨の上に骨が乗っかっているだけだからです。

股関節や距腿関節のようにはまり込んでいる環境ではありません。(脛骨にわずかな凹凸がありますが)

 

 

となると、軟部組織での安定性が不可欠です。

関節包や半月板や筋、などありますが、靭帯の貢献度も大きいものです。

特に、先述した前後十字靭帯は膝のスムーズな動きや安定性に貢献しています。

 

knee-in toe-outでは、前後十字靭帯のバッテンがほどけてしまいます。(反対に内旋するとバッテンが強くなる)

また、knee-in toe-outは膝屈曲位の状態です。

膝は伸展位が締まりの位置で、軽度屈曲位が緩みの位置です。

この事からも膝は不安定性が増し、傷害のリスクが増します。

これが、knee-in toe-outが様々な傷害につながっている理由の1つといえます。

 

 

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