胸郭と呼吸

      2017/08/10

【胸郭と呼吸】

本記事では、胸郭がなぜ呼吸において重要なのかをお伝えします。

 

胸郭の役割として、

 

①臓器の保護

 

②頸部筋への付着の提供し

 

③頸椎の基盤として働く

 

そして呼吸(喚起)システムがあります。

 

なかでも呼吸はとても大切ですね。

 

「呼吸」についてのリサーチや専門書、セミナーなど着目されている部分であります。

 

トレーニングピラミッドで考えてみると、呼吸機能の改善は一番根底にあります。

 

1日に2万回繰り返されると言われる呼吸ですが、2万回エラーパターンで呼吸をするとどうなるでしょうか?

 

安静時呼吸において呼気時には筋の働きを必要としません。

 

反対に吸気には筋の活動が必要となり

 

3つの筋が働きます。

 

その3つとは、横隔膜、斜角筋(第2の吸気筋)、肋間筋(第3の吸気筋)です。

 

なかでも横隔膜はその働きの約80%を担っています。

 

みぞおちを衝撃を受けると息が上手く吸えなくなります。このことからも、いかに吸気を横隔膜に頼っているかが分かりますね。
呼吸のエラーパターン、すなわち吸気のエラーが発生しやすいわけです。

 

なかでも大役を務める横隔膜の働きが低下した場合、それを賄う筋の活動が必要になります。

 

これは斜角筋であったり、補助筋である胸鎖乳突筋や小胸筋、脊柱起立筋などが該当します。

(姿勢によっては、広背筋や大胸筋、僧帽筋などのかなり大きな筋も使います)

 

本来、安静時呼吸には必要とされない筋に負担がかかればどうなるでしょうか?

 

1日2万回のエラーですから、慢性的な緊張を引き起こすことは容易にわかると思います。

 

(2万回肘を曲げてくださいと言われれば、相当辛いはずですし、筋は疲労するでしょう)

 

肩こりの要因として、身体的要因、精神的要因が挙げられますが、

 

身体的要因に絞って話せば

 

この呼吸のエラーパターンによって、

 

姿勢が崩れ(先ほどあげた筋の緊張により筋バランスが変わる→動作パターンが変わる→姿勢が変わる)

 

吸気により頸部筋に負荷がかかり、、

 

というのが見えてくると思います。

 

本来の人の機能を取り戻すには、まず呼吸に対してアプローチしなければ解決は見えてきません。

 

それは、パフォーマンス向上であろうと機能改善であろうとです。

 

姿勢改善の現場においては、呼吸を介したエクササイズであっという間にアライメントが変化する方もいらっしいます。

 

あくまで「反応」であり、普段の呼吸のやり方に問題があればすぐに戻ってしまいます。

 

そちらに対しても、アプローチができると変化が更に起きやすいように感じます。

 

たかが呼吸、されど呼吸。

 

なかなか痛みの取れない、不定愁訴がある方に対しては、呼吸のチェックを必ず行うようにしてみましょう!

 

なにか取っ掛かりが見えてくるかもしれません。

 

 

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 - 機能解剖, 胸郭