胸郭③

      2017/07/20

【胸郭③】

胸郭内にある関節を1つずつご紹介していました。

前回のお話はこちら↓

胸郭②

 

今回は、胸肋関節についてご説明します。

 

胸肋関節

名前の通り、胸骨と肋骨との関節です。

狭義の意味で胸肋関節は、肋軟結合と胸軟結合とに分かれます。

 

※赤丸:胸軟結合  黄色:肋軟結合

 

肋軟結合は、胸肋関節の『肋骨側の肋軟骨』と『肋骨端』との部分です。

この部分は人体や関節包での補強がありません。

この結合は、ごくわずかな運動が可能です。

 

胸軟結合は、『肋軟骨の内側』と『胸骨の肋骨切痕』との間を指します

第1胸軟結合は硬い結合であり、不動関節です。

動かないという事ですね。

 

2~7の結合は滑膜性でありわずかに動きを伴います。

吸気時には、胸肋関節の動きも手伝って、胸郭の前後径と横径の拡大が起こります。

上位胸郭ではポンプハンドルアクション、下位胸郭ではバケツハンドルアクションですね。

ここで胸肋関節での動きがないと広がることはありません。

そのため、重要な動きです。

 

 

肋軟骨間関節

肋軟骨間関節は、名前の通り、肋軟骨と肋軟骨の間の関節です。

 

※筋骨格系のキネシオロジーより抜粋

 

第6~10肋骨関で形成されており、軟骨間靭帯によって補強されています。

この部分も滑膜が存在しているので、れっきとした関節であります。

こういった関節のわずかな動きが胸郭の動きを作っているのですね。

あまり注目することのないところですが、呼吸にかかわる部分ですので頭に入れておきたいですね!

 

 

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