ネジと関節

      2016/12/22

【ネジと関節】

 

前回、「良く動いてくれる関節」と、「身体をしっかり安定させてくれる関節」との大きく2つに分けられるというお話をしました。
肩の関節については、前者のほうで、良く動いてくれることが求められます。
この肩の関節は、「球関節」といって、ボールのような形をしていて、360度よく動くような構造をしています。
腕をくるくる回してみると、実際そのように動かせますよね♪
もちろん、行きすぎたりしないように、靭帯や筋肉といったものがついていて、関節が想定外の動きをしないように管理しています。
四十肩のような肩の痛みを誘発する原因を考えていくと、姿勢が大きくかかわっています。
姿勢が崩れ猫背になると、関節の位置関係も崩れます。
そもそも姿勢というのは、関節260ほどの集合体であると言えます。
逆説的に、姿勢が崩れると、各関節が崩れるとも言えます。
関節の位置関係が崩れ得ると、スムーズな動きというのは損なわれます。
あなたは、ネジを締めたことはありますか?
ネジを締めたことがあるあなたは、こういったことを経験したことはないでしょうか?
『途中で引っかかって、最後までネジが入らなくなってしまう。結果無理矢理ねじ込んで、ネジ穴がなめてしまった』
「あっある!」と思った方もいらっしゃいますね。
僕なんかはしょっちゅうネジ穴をなめていました
(ネジをなめる:ドライバーで無理矢理ねじを回すことで、ネジ穴がバカになることを言っています)
さて、このネジが引っ掛かる原因は何かというと、
まっすぐにネジを差し込まなかったことですね。

 

小さなズレは大きなズレをつくる

最初はほんのわずかな気づかないズレであってもクルクルねじを回していくと、次第にズレは大きくなって遂には行き詰まります。
弓道と同じですね。
1mmでも手元がずれると、27m先の的では、3.5cmずれ、点数が大きく下がります。
ちなみに、1cm手元がずれると、的では35cmずれるそうです。
的の大きさが36cmですから、とんでもないところに飛んで行ってしまうという事ですね

話が少しずれましたが、実は関節はこれと同じなのです。
わずかな関節位置のずれが、動きを変えてしまうのです
それくらい精密なのですね
位置関係の崩れた関節では、関節を曲げていくほど、ずれて引っ掛かっていきます。
この程度は様々ですが、それを繰り返せば、痛みを発生することは容易に考えが付きます。
まとめ

関節の位置関係を戻すこと、しいては、姿勢を改善することが大切
現代人は、姿勢の崩れ、特に猫背さんたちがたくさんいるので、いろんな不調もここに起因している可能性は大いにあるかもしれない

 - 動作について