足部の機能と進化

      2017/10/25

【足部の機能と進化】

 

足関節と足部の機能は、歩行の際に①地面からの衝撃を吸収し、②身体に推進力を与えることです。

歩行や走行の際に、足部は障害を通して、何百、何千万回もの地面との接触に耐えなければなりません。

さらに、その衝撃に耐えられるほど、柔軟性に富んでいる必要があります。

また、常に平坦な地面に接しているわけではなく、岩場や山道、あらゆる地面に対応して身体を支えなければなりません。

その点からみても足部は柔らかさを備えていることが大切です。

歩行や走行の際、身体を前へ推進させるためには、ある程度足部は安定して固くなっていなければなりません。

足部がフニャフニャであれば、力を伝えることができず身体を前へ押し運ぶことができません。

望ましい足部は、関節構造や靱帯、関節包、さらには筋の働きによって、衝撃吸収と推進力という一見対立する働きを可能としています。

 

サルからヒトへ

サルからヒトへの進化の過程で足部も進化しています。

サルからヒトへの進化の過程で変化した点

・前足部が短くなり、後足部が拡大
・第3趾が最長であったが母趾が増大
・第1趾内反が減少し、他の足趾と平行に
・踵骨が後方に延長し、アーチを形成
・足全体の可動性が低下

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※CSPT2013から引用

 

進化の過程で上記のような変化がありました。

 

ちなみに、これは「進化」であり、「進歩」ではありません。

必ずしもこの進化が、「前」に進んでいるとは限らないからです。

ある観点ではそのように考えられても、異なる観点ではそれはマイナスになる可能性があるからです。

ヒトへの進化の過程で、木の上の生活からより安定した大地へ生活の舞台を変えることで、それに接する足部も変化してきたと考えられそうですね。

 

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