ややこしい距踵舟関節と距骨下関節と距舟関節

      2018/05/19

距踵舟関節

 

距踵舟関節は、舟状骨の後関節面、踵骨の前及び中距骨関節面、踵骨、舟状骨を結ぶ底側踵舟靱帯(バネ靱帯)の上面が作る関節窩(凸側)と、距骨頭、距骨頚がはまり込む複関節(凸側)です。

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関節腔は独立しています。

距骨下関節と連動して、足の内反、外反の動きを担います。

運動軸は、距骨下関節と同じく後外方から前内方へ走ります。

 

 

ややこしい距踵舟関節と距骨下関節と距舟関節

足部を学んでいて、よくわからなくなるところが、この距踵舟関節と距骨下関節と距舟関節の区別です。

私も勉強したての頃は「?」マークでした。

参考書によっては、距踵舟関節という名前自体でてきませんし、出てくる場合も説明が浅い。

同じように、なにがなんやら…と混乱されている方がいましたらご参考くださいませ。

 

距踵舟関節は先程ご説明しましたが、距骨下関節の前中関節面(距骨の前中踵骨関節面と踵骨の前中距骨関節面)が同じところを指しています。

さらに、距舟関節(舟状骨の後関節面と距骨頭)とも同じ部分を指しています。

つまり、3つすべてが、同じような部分を指しているのです。

 

結論ですが、【距踵舟関節=距舟関節+距骨下関節の前中面】と考えてください。

これは距舟関節をどう捉えるかによって変わってきます。

距舟関節は前述の写真の通り、舟状骨の凹で距骨頭凸を受け止めています。

このとき、舟状骨だけで距骨頭を受け止めているのか、踵骨も含んでいるのかという考え方の違いです。

距踵舟関節と表記されているものは、舟状骨と踵骨で距骨頭と距骨頚を支えているとしています。

なので、この表記の場合は、距骨下関節の前中関節面も巻き込んで捉えています。

この際の動きの考え方は、距舟関節と変わらず横足根関節の一部として見ています。(縦軸と斜軸)

(踵骨と距骨の後関節面だけを距骨下関節とする文献もありますので定義の仕方に要注意です)

 

 

まとめ

距踵舟関節=距舟関節+距骨下関節の前中面

横足根関節=距踵舟関節+踵立方関節=距舟関節+踵立方関節

 

 

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