筋付着の宝庫、中足骨

      2017/11/19

【筋付着の宝庫、中足骨】

 

中足骨は5つあり、いわゆる「足趾」の根元部分になります。

足根骨の遠位に位置し、指節骨の近位に位置します。

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5つのそれぞれの中足骨をみていくと、内側から第1中足骨、外側が第5中足骨です。

第1中足骨は最も短く最も太いです。

第2中足骨は最も長く、足根骨の遠位(楔状骨)と第1,3中足骨にハマるような位置関係となっており、最も強固に連結しています。

このことにより、蹴り出し時の負荷に耐えられるようになっています。

 

中足骨は近位の足根骨と関節を形成しており、それぞれ以下のような関節を形成しています。

・第1中足骨ー内側楔状骨

・第2中足骨ー中間楔状骨

・第3中足骨ー外側楔状骨

・第4.5中足骨ー立方骨

 

また、中足骨同士も関節を形成し、「中足間関節」と呼ばれます。

5つの骨があるので、4つの関節があるように考えられますが、第1~第2中足骨底間は、真の関節を形成しません。

これは手と同様に、第1指列の相対的な運動を増加させるためです。(自由度を高める)

しかし、手とは異なり、5つ全ての中足骨遠位端は、「深横中足靭帯」で相互に連結されています。

中足間関節でのわずかな動きが足根中足関節の柔軟性、可動性を高めています。

 

 

中足骨に付着する筋:

第1中足骨;拇趾内転筋横頭、前脛骨筋、長腓骨筋、背側骨間筋、短拇趾屈筋(外側・内側頭)

第2中足骨;拇趾内転筋斜頭(横頭に関与しない)、背側骨間筋

第3中足骨;拇趾内転筋斜頭・横頭、底側骨間筋、背側骨間筋

第4中足骨;拇趾内転筋斜頭・横頭、底側骨間筋、背側骨間筋

第5中足骨;拇趾内転筋横頭、短小趾屈筋、小趾対立筋、底側骨間筋、第3腓骨筋、短腓骨筋

 

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※拇趾内転筋

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※背側骨間筋

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※短小趾屈筋

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※小趾対立筋

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※前脛骨筋

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※短腓骨筋

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※第3腓骨筋

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※短拇趾屈筋

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※底側骨間筋

 

 

中足骨に付着する靭帯:

第1中足骨;背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、横中足靭帯

第2中足骨;長足底靭帯、底側中足靭帯、背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、深横中足靭帯

第3中足骨;長足底靭帯、底側中足靭帯、背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、深横中足靭帯

第4中足骨;長足底靭帯、底側中足靭帯、背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、深横中足靭帯

第5中足骨;長足底靭帯、底側中足靭帯、背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、深横中足靭帯

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※長足底靭帯

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※底側足根中足靭帯

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※底側中足靭帯

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※背側足根中足靭帯

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※背側中足靭帯

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※深横中足靭帯

 

つまり、長足底靭帯、底側中足靭帯、背側中足靭帯、背側足根中足靭帯、底側足根中足靭帯、深横中足靭帯の6つの靭帯が関与します。

 

【まとめ】

 

筋、靭帯の付着が豊富

中足間関節の動きが足根中足関節の柔軟性を支えている

 

 

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