型を破るには、型が必要

      2018/04/25

自らの頭で考えること、思考の重要さが叫ばれて久しいですね。

僕も生活の中で、「それはなんで?」「なんでそう思うん?」となんでなんで星人になっています。

すっかり、とんち好きというか問答好きというか、そんな感じです。

さて、学び方のひとつに、「守破離」というものがあります。

 

「守破離」

しゅはり、と読みます。

3つのステップを踏むことで、ある分野に精通します。

 

「守」

既に出来上がっているシステム、型をそのまま踏襲するやり方です。

先人が考えた暗黙知を形式知にしてその通りにやれば、誰しもが同様の結果を得られます。

 

「破」

型を破って、自分なりの考えをスパイスとして加えます。

より効率的、効果的に結果を出すことが出来ます。

型に改善点はないか?など思考することによって違いを作ります。

1→2にする仕事です。

 

「離」

型から離れます。

これまでの型とは全く違ったやり方で結果を出します。

ここでは、自らが0→1を作ることになるので、クリエイティヴィティが必要になります。

と、いう風に順にステップアップしていきます。

 

守がすべての土台

これを見るとわかるように、いきなり「破」から入ることはできませんし、ましてや「離」をすることも出来ません。

「破」をする為には、そもそもの土台である「守」が必要です。それがなければ、改善点も何もありません。

「離」を作るにも何かしらのヒントがあって、そこから別のものが生まれます。

例えば、スマートフォンというのは、そもそも携帯電話やパソコンというものがあって生まれています。

それぞれの基盤となるものに新たなアイデアが加算されたものです。

つまり、「守」というのは基礎、基本であり、誰しもが通るべきものです。

それをなおざりにすると結局良い仕事、良い結果は生まれません。

思考するなということではなく、まずは「守」を行えるようになって初めて、そのシステムに対して改善を提案することです。

でなければ、「守」のシステムの根本を理解しないまま批判することになります。

 

型を破るには、型が必要。

 

近道したければ、急がば回れ。

 

 - 思考のあれこれ