大腿骨についてみてみましょう

機能解剖

 

【大腿骨についてみてみましょう】

 

膝関節を構成している、骨ひとつひとつの役割について見ていきます。

この記事では、大腿骨をみてみましょう。

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※左上から:前面、外側、内側、後面

 

太ももの骨のことでしたね。

大腿骨は人体で最も長い長管骨です。

長管骨は、本当に骨って感じの形をした骨の種類を指します。

犬が咥えてそうな骨です。

最長最強であるこの骨は、ちょっとやそっとじゃ折れません。

そんな大腿骨、前からみると、真っ直ぐに見えますよね?

でも横から見ると…

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そう、前方に弯曲しているんです。(向かって右側が前方)

この恩恵は、偉大なもので大腿骨に体重を乗せた時に、わずかにしなります。

その結果、本来ズドンと真っ直ぐにかかる体重は、前方は引っ張られる力、後方は圧迫される力に分散されます。

 

この作用のおかげで、大腿骨は、完全に真っ直ぐな場合より、大きな重みに耐えられる仕組みになっています。

人体は凄いですね。

このような大腿骨が、骨折する場合、それは交通事故や高いところからの転落など、かなりのダメージを被る場合です。

そして、骨折した場合、回復に時間がかかり、個人差や、大腿骨の場所によりますが、おおよそ3~4ヶ月程度必要とされています。

お爺様、お婆様が転倒をしてしまい、大腿骨を骨折することがあります。

(高齢者の方が転倒により、骨折し易い場所は、「大腿骨頸部骨折」といって、細くなってるところあたりを骨折するケースがあります。

さらに、頸部の関節の内側の骨折(頸部内骨折)は、血液循環が悪く、治癒に時間がかかるとされています)

下図は、純粋に骨癒合するまでの時間です。(W=週)

骨折治療中は身体活動量が減りますから、治るまでの期間のうちに身体の機能が低下してしまい、

そのまま寝たきりになり、認知症があればそれはさらに酷くなり、ついには亡くなってしまわれる、というケースがあります。

それくらい大腿骨骨折というのは、人によっては、命にも関わることなのです。

ですので、転倒しないような日頃からの運動がた大切になります。

 

 

ちなみに

大腿骨の長さが、人の歩幅に大きな影響を与えています。

ですので、高身長なモデルさんなどは当然大腿骨も長いですから、優雅に颯爽と歩ける理由でもあります。

(脛骨があまりにもバランス悪く短いと、見た目に…ですが笑)

この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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