膝の内旋外旋

機能解剖

【膝関節の内旋外旋】

 

膝関節の内旋外旋?そんな動きがあったっけ?

と、思いになられる方もいらっしゃると思います。

教科書的な教科書にはあまり載っておりません。

しかし、動きとしては確実にあります。

ACL損傷の受傷機転として、最もフェイバリットなニーイントゥアウトがありますが、ACLが断裂、損傷するメカニズムは、脛骨過度外旋です。

さらにスクリューホームムーブメント時にも回旋が起きています。

これらは、動きの中で回旋が起きている証拠となります。

膝関節90度屈曲時の回旋可動域は40度~50度です。(文献により多少異なる)

これは内旋、外旋を合わせての可動域です。

一般的に、脛骨の内旋のほうが外旋より小さくなります。

外旋2に対して、内旋は1の比率であるとされています。

外旋30度に対し、内旋15度といった具合でしょうか。

肌感覚的には、「そうだな」と思うと思います。プレー時に脛骨内旋が起きて怪我をするというのは、あまり聞きません。

試しに、椅子座位で、膝関節90度で背屈して行ってみましょう。

背屈しないと、足関節の動きが多大に入りますから注意です。

(背屈しても足関節の動きは少なからず入りますから、脛骨骨体の中央線での動きをみましょう。)

脛骨内旋 脛骨外旋

いかがでしょうか?

脛骨外旋可動域のほうが広いのではないでしょうか。

あるいは、2:1どころか内旋が殆どできないという方もいらっしゃると思います。

さらに、膝関節を伸展すればするほど回旋可動域はなくなっていきます。

これは、伸張されていく靭帯や関節内での骨性適合増大によって回旋が制限されるからです。

先日お話ししたスクリューホームムーブメントからも納得ですね。

 

下腿が常時外旋位になっており、スクリューホームムーブメントが崩れている

下腿外旋症候群の場合は、内旋はほとんどいきません。外旋は通常よりもいきますけれど。

これはそっくりそのまま脛骨の回旋可動性のテストにもなります。

そのため、正常はどのくらい動くのかを知っておく方が良いですね。(個人差があるので、健側と比べるでも良い)

もちろんこの考え方は、全ての疾患を評価する際に言えることです。

 

まとめ

  • 膝の内旋、外旋は、膝屈曲90度位で40~50度である
  • 可動域は外旋2に対し、内旋1である
  • 伸張されていく靭帯や関節内での骨性適合増大によって、膝を伸展すればするほど回旋はなくなる

 

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「膝関節」

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この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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