膝関節過伸展と大殿筋

機能解剖

【膝関節過伸展と大殿筋】

膝関節過伸展状態での、筋の状態をみると、大臀筋と大腿四頭筋のパフォーマンスが低下していることが挙げられるというお話でした。

今日は大臀筋の状態についてお伝えします。

大臀筋の傾向として、MMTで筋力低下を示します。

健常者で、判定「3」以下であることはほとんどありませんが、「4」程度であることが多々あります。

さらに、うつぶせでの下肢伸展で股関節を伸展するようなヒップエクステンションの運動において、大臀筋の動員が遅延することが多くあります。

大臀筋とハムストリングスを触診し、ゆっくりと股関節を伸展してもらうと容易に分かります。

本来であれば、大臀筋は、動き始めに収縮すべきであります。

しかし、大臀筋の収縮がかなり遅れる場合は、ハムストリングスが股関節の運動における主な股関節伸展筋として活動していることを示唆します。

場合によっては、ほとんど大臀筋の収縮が見られない、というケースも見受けられます。

この大臀筋のチェックは、膝関節過伸展のケースでなくても現場で使えます。

例えば、ハムストリングス優位の股関節伸展は、大腿骨頭の不安定性を生みます。

そのことにより、股関節痛を引き起こします。

なぜなら、ハムストリングスは坐骨結節から下腿に付着しており、大腿骨に付着をもちません。

しかし、大腿骨に作用し股関節伸展を行います。(つまり、間接的に大腿骨を動かしている)

反対に、大殿筋は寛骨と大腿骨に付着していますので、大腿骨を直接的に動かし股関節を伸展させます。

このとき、ハムストリングスだけが働き大殿筋が機能低下をしていれば、大腿骨の骨頭は不安定(副運動がズレる)になります。

股関節前方の痛みが股関節伸展時に発生するクライアントがいれば、チェックすることをおすすめいたします。

試してみてください。

 

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この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
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休日には、東京の美味しいものを探しに。

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