改善できるO脚なの?~股関節の評価~

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【改善できるO脚なの?~股関節の評価~】

お客様と自分自身のために、改善できるO脚かをまずは調べる必要があるとの事でしたね

また、その為に改善出来るものはどういったものか、出来ないものはどういったものか。

それを知っておく必要があるとお伝えいたしました。

詳しくは前回の記事に譲るとしまして

今日は、その評価や見方についてお話させていただきます

まずは股関節から。

「股関節前捻角」を調べる必要がありますので

グレイグテストを実施します

方法としては、

①被験者はうつ伏せに寝る

②被験者の一側の膝を90度に曲げ把持する

③もう一方の手で、大転子に触れる

④股関節の内外旋を他動で行い、大転子の動きを視る

大転子が最も出るポイントが、内旋15度付近であれば、正常です

それより大きい35度以上であれば、過前捻と推測します

あくまで推測です。

シッカリ見るとなれば、レントゲンが必要になります

ところで、股関節過前捻とO脚の関係性ってなんでしょう

img_6088

そもそも、過前捻するとなぜO脚になるのか

股関節を内旋して立っているからですね

外旋筋は伸張された状態になっていて、伸びて弱くなっていることがほとんどです

内旋すれば、お皿は内向きになり、相対的に下腿は外旋します(つま先を正面に向けるために、絶対的な外旋こともある)
よって、過前捻だとO脚になりやすいのであります。

ちなみに、内旋5度程度で最も突出する場合、後捻という評価になります

男性に割とみられる形で以前に参加したセミナーで、3人グループ中2人が、「後捻の疑いあり」だった時がありました
後捻だと、歩き方が少し怖い人みたいになりやすいかもしれません。笑

 

お次です。

大腿骨頚体角を調べます。

これも厳密には画像診断が正確ではありますが、楽に立っていただいて、足をやたらに開きたがる場合も

その可能性を示唆している可能性があります

なぜかといえば…

この画像をご覧頂きます。

img_6089

頚体角が大きい場合、中心を合わせるために(適合性を高めるために)

骨頭側の点を寛骨臼側の点に合わせるために、下にずらさなければなりません

その為には、股関節をどうすればよいでしょうか?

となると、外転しなければなりません

外転すると足幅は広がりますね

という理屈です。

また、手で大転子をさわーっとして

全く膨らみのない場合、頚体角が大きいのでは?!

と疑ってみてよいと思います。

なぜ?と言われれば

ご自身の手を大転子に当てればお分かりになるかと思いますので、さわーっと触りましょう。

股関節を外転すると大転子さんが中に入り込みますね。

内転すると出てきますね。

先ほどの理屈から、股関節を外転して立っていますから、

さわーっとしても、大転子に触りにくいということです。

ひとつの評価だけでなく、複数を重ねることでより信頼できるものになる可能性があります。

 

まとめ

股関節前捻角(正常:前捻15度 過前捻:35度以上 後捻:5度以下) グレイグテスト

大腿骨頚体角(正常:125度 内反股:110度以下 外反股 140度以上)触診、視診

この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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