呼吸が浅くて悩んでいるのに、実は呼吸のしすぎが問題!?

呼吸
ヨガやピラティス、フィットネスクラブでのグループレッスンに参加したことがある方は、呼吸について様々伝えられたことがあるかも知れませんね。
 
「お腹で呼吸をしましょう!」
 
「胸式呼吸は良くないですよ!」
 
「大きく吸って大きく吐きましょう!」
 
 
その度、上手くいかなくて、
 
「もしかして私は呼吸が下手なのかもしれない」
 
「呼吸が浅いから体の調子が悪いのか」
 
などと思い至って、呼吸が浅い状態を治したい!と考え始めるかもしれませんね。
 
そんな浅い呼吸にお悩みのあなたにお伝えしたことがあります。
 
 
それは…
 
 
ズバリ、呼吸のしすぎです。
 
 
もう少し丁寧に言うと、呼吸の全体量が多い状態です。
 
呼吸が浅くなる原因は、息を正しく吐けていないから!
二酸化炭素が必要以上に体内に蓄積すると、脳でそれを感知し、呼吸回数を増やして解消しようとします。 つまり、呼吸が速くなってしまうということです。 言い換えると、浅い呼吸であるということです。
 
「え!?呼吸が浅くて悩んでいるのに、呼吸のしすぎとはなんてこと言うの!」
 
と言われても仕方ありませんが、(仕方ないことはないか笑)それは揺るがない事実です。
 
浅いなんてとんでもない、呼吸のしすぎなのです。
 
 

あなたの呼吸は2~3倍多い!

様々言われていますが、多くの方が通常必要な量の2~3倍の量の呼吸をしてしまっていると言われています。
 
2~3倍の量の呼吸を常にしていると、なんだか余裕がないイメージがしませんか?
 
アップアップな感じです。
 
 
本来は、僅かな呼吸量で十分なのにもかかわらず、たくさん吸っている状態を普段からしてしまっているのです。
 
そう、あたかも運動時のように
 
 
呼吸の量が多く必要なときというのは、戦うときです。
 
大昔、人間が外で生活している時、多くの生物と共存しており、命の危険が身近にありました。
 
その時に、身体がぼーっとしているといけないですよね?
 
シャキッとして、相手に対峙する、もしくは、必死に逃走する必要があります。
 
このときには、呼吸の量が増え、身体中に酸素を送りその準備をします。
 
火事場の馬鹿力ってありますよね?あれこそコレの究極の状態です。
 
本来、呼吸の量が多く必要な場面いうのは、こういった状況なのです。
 
現代でいうと、スポーツやビジネスのプレゼン・交渉などの大一番でしょうか。
 
心臓がいつもよりバクバクしますよね?
 
ここまでとは言いませんが、そんな状態がずっと続いているのです。
 
 

呼吸のしすぎが、その体の不調の原因

呼吸も筋肉の働きで行っています。
 
また、2~3倍の量ともなると、呼吸の主役の横隔膜だけではなく、その他首や背中の筋肉を動員してしまいます。
 
そうなると、それらの筋肉も疲労してしまいます。
 
例えばイメージをしてほしいのですが、肘を毎日2万回(呼吸は正常な方で1日2万回)曲げてください。
 
と言われたらゾッとしませんか?
 
めちゃくちゃ疲れますよね?
 
絶っ対途中で辞めるはずです。笑
 
それでも呼吸はやめられません。死にますから。
 
それを続ければ、身体のいたるところに問題が出るのは容易に想像がつきますよね?
 
肩こり首こり、腰痛、頭痛などが起きてきます。
 
おそらく、私の現場の感覚でいうと、呼吸が浅いと自覚している方の90%は、肩こりなどをお持ちです。
 
あなたの呼吸の浅さの悩みの先には、おそらくこういった体の不調があるでしょう。
 
それを改善するには、最優先に呼吸量の減少を図る必要があります。
 
次回は、あなたの呼吸量がどれほどなのか、セルフでチェックできる簡単テストを実施しましょう!
 
 
この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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