肋骨下角

ケーススタディ

【肋骨下角について】

今日は肋骨下角について。

タイトルにある肋骨下角の説明からさせていただきます。

肋骨下角とは、左右の第10肋骨が中央で織りなす角度です。

正常数値は90度とされています。

この角度があらわすものは、内腹斜筋、外腹斜筋の筋バランスです。

 

外腹斜筋が短縮している場合は、90度より角度が狭くなります。

反対に、内腹斜筋が短縮している場合は、90度より角度が大きくなります。

もちろん数度の誤差はありますし、写真の通り、肋骨弓は真っ直ぐなラインではないので、評価も人により見方が若干変わる可能性があります。

さて、ここで「外腹斜筋短縮=90度より狭い」「内腹斜筋短縮=90度より広い」と覚えるだけではなく、理由も考えてみましょう。

「Why」ですね。

 

筋の走行から考える

まずは、外腹斜筋が短縮するとなぜ肋骨下角が小さくなるかを考えてみましょう。

こういう時にはまず、起始、停止から走行を考えるといいですね。

外腹斜筋の起始は第5~12肋骨で

停止は腸骨稜外側線、鼠蹊靭帯、腹直筋鞘などにつきます。

走行の向きは下内方ですね。

これでわかりますね。

外腹斜筋が作用すると肋骨は中央へ引かれます=角度が小さくなります。

では、内腹斜筋も確認しましょう。

起始:腸骨稜中間線、鼠蹊靭帯、胸腰筋膜など

停止:第10~12肋骨、腹直筋鞘

走行:外上方に向かって走行

よって、内腹斜筋が働くと、胸郭を引き下げ広げます。

丸暗記ではなく、「答え」から、自らの頭で「理由」にたどり着こうと思考するプロセスが大切です。

 

 

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この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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