胸郭のモビリティと腰椎骨盤帯のスタビリティ

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【胸郭のモビリティと腰椎骨盤帯のスタビリティ】

 

多くのトレーナーさんをはじめ、スポーツ選手、スポーツ愛好家、果ては一般の方も耳にしたことがあるかもしれない言葉、「体幹」。

 

テレビや雑誌などで頻繁に出てくる「体幹」という言葉ですが、イメージとしては、お腹のインナーマッスルをはじめとした腹筋と捉えている方も多いと思います。

 

実際にメディアで取り上げられるエクササイズでは、お腹に効かせることを主にしているものもあります。

 

 

では、そもそも「体幹」の定義とはなんでしょうか?

 

頭部と四肢を除いた胴体部分

とされています。

 

お腹の部分だけではないということですね。

 

ここからが本題ですが、体幹部分の安定性を高めるものの1つに「腹腔内圧(以下、腹圧)」があります。

 

インナーユニットと呼ばれる腹横筋、多裂筋、骨盤底筋、横隔膜が重要とされているのもここに由来しています。

 

腹圧が高まると、脊柱の剛性、すなわち安定性が高まります。

 

 

例えば、風船(腹圧)に割り箸(脊柱)を貼り付け、風船の底も床に貼り付けます。

 

風船に空気が十分に入っていない状態では、割り箸を支えられず、まっすぐに立たないのが想像できると思います。

 

逆に、風船がパンパンに張っている状態では、割り箸を横から支えることで、ピンとまっすぐに立つことも想像できます。

 

これが腹圧と脊柱の関係性です。

 

厳密には、腹圧は伸展方向へ力を生むので脊柱が反るだけなのですが、腹筋群の同時活動により垂直への力に変えています。

 

 

冒頭の腰椎骨盤帯のスタビリティとも結びつきますが、腹圧を上手に高める為には何が必要でしょうか?

 

答えは”胸郭のモビリティ”です。

 

理由としては、モビリティはスタビリティより優先されるべきという考え方があります。

 

胸郭が十分に動かなければ呼吸が正常に行えなく、腹圧が高まらないことや固有受容器の機能が低下する

といったことが挙げられています。

 

特に、脊柱には位置や動きの軌跡をフィードバックする固有受容器が多く存在していますので(姿勢を保つ為に重要)

 

それを十分に働かせる為のモビリティは重要となります。

 

つまり、胸郭のモビリティが確保されていて、真の腰椎骨盤帯のスタビリティが得られるというわけです。

 

続きは次回に。

 

 

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この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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