スウェイバック姿勢~脳の誤った学習~

姿勢

【スウェイバック~脳の誤った学習~】

 

前回までのお話をザックリとまとめますと、椅子座位姿勢は、大殿筋の短縮と弱化を招き(出力の低下)、

立位では、股関節伸展筋群、とりわけ大殿筋を使いにくいがために、骨盤を前方にスライドし、股関節屈伸軸の前方に重心を落とし、股関節の伸展を自動的に得るという戦略を取ります。

この立ち方の持続は、大殿筋の短縮と委縮を作る可能性があります。

この大殿筋のパフォーマンス低下が、椅子座位から始まるのか、筋力が低下した現代人の姿勢に起因しているところから始まるのかどちらが先かはわかりませんが、どちらも大きな要因になっていることは間違いなさそうです。

 

脳の誤った学習

スウェイバック姿勢は基本、骨盤が前の胸郭が後方の姿勢を取っています。

先ほどご説明したようなことが要因として挙げられるのですが、

脳の間違った学習というものも考えられます。

椅子座位でだらんとして座っていますと、骨盤が後傾し骨盤が前にスライド、胸郭が後方に位置しています。

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まさにスウェイバックのような形になっています。

立っても座ってもこのような姿勢をとる状態でいると、関節位置や筋のテンションなど誤った情報が脳に学習され

これが常態になってしまいます。

これもスウェイバックを形成したり、抜け出せない大きな要因になっているのではないでしょうか。

また、一旦姿勢に改善が見られても、こういった日常的な座り方を続けていると、姿勢のリバウンドが起こりやすいと考えられます。

「姿勢は影のように動作を追う」と言われますが

日常の動作を正しく保つことは、正しい姿勢づくりにおいても大切だという事ですね。

 

この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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