クロスサポートメカニズム

機能解剖

【クロスサポートメカニズム】

クロスサポート

※「Sports Medicine」から引用

 

つま先立ちや歩行のプッシュオフ時に働くメカニズムです。

後脛骨筋と長腓骨筋の働きによって、上記の動作時(距腿関節底屈時)に踵骨を安定させます。

距腿関節底屈時は、距腿関節の構造から考えて不安定です。(背屈時に比べ)

底屈をメインに行うのは、もちろん下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)ですが、この筋の働きだけでは、左右(前額面方向)に不安定になります。

なぜなら、下腿三頭筋は踵骨に付着しており、距腿関節に関与していません。

しかし作用は距腿関節を底屈させます。

つまり、距腿関節をまたぐことによって作用している状態です。

 

股関節伸展をとって考えてみましょう。

股関節伸展は、大殿筋とハムストリングスです。

ハムストリングスは坐骨結節から下腿に付着しており、大腿骨に付着をもちません。

しかし、大腿骨に作用し股関節伸展を行います。(つまり、間接的に大腿骨を動かしている)

反対に、大殿筋は寛骨と大腿骨に付着していますので、大腿骨を直接的に動かし股関節を伸展させます。

このとき、ハムストリングスだけが働き大殿筋が機能低下をしていれば、大腿骨の骨頭は不安定(副運動がズレる)になります。

 

これと同様に、距腿関節底屈時には、距骨に直接作用し安定させる筋が必要になります。

しかし、距骨には筋の付着がありません。

よって、代わりのサポートがいるのです。

それがクロスサポートメカニズム、つまり後脛骨筋と長腓骨筋の働きになります。

クロスサポートメカニズム 筋

両筋は、踵骨を左右から包み、距骨下関節を安定させます。

さらに、両筋の付着は中足部から中足骨ですので、足部遠位の安定性にも働き、アーチの保持にも働き、より足部の剛体化を高めます。(=推進力を与えてくれる)

 

 

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この記事を書いた人
鈴木 孝佳

アスレティックトレーナー兼プロダクトマネジャー。
自他ともに認める健康オタク(最近、生命線が手首を突き抜けている事に気づいた)
音楽が好き。(ギター、ドラム、カラオケを嗜む)
休日には、東京の美味しいものを探しに。

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